「名ばかり管理職」 問題、さっそく監督署調査が始まりました

4月 8th, 2008

 枡添厚生労働大臣の指示をうけ、「名ばかり管理職」問題、全国の労働局に「企業への周知・指導強化」の通達が出されました。

 (他県の社会保険労務士さんからの情報ですが) その通達を受け、さっそく監督署から顧問先企業に調査の連絡があったそうです。

 チェーン店の店長はもちろん、他業種の「課長」「部長」など、皆さんの会社には名ばかり管理職になってしまっている人はいないでしょうか?

 

 西遠労務協会の「名ばかり管理職対策セミナー」は、

     一回目  4月 21日(月) 13:30 ~ 16:30

     二回目  5月 13日(火) 13:30 ~ 16:30  ( 同内容 )

となっております。

詳しくは  コチラ  をご覧ください。

 

 セミナーご参加の上、早急に対策を!! 

 

 

 

 

「名ばかり管理職対策セミナー」をおこないます

4月 1st, 2008

 西遠労務協会では、「名ばかり管理職問題」にどう対応するか、その具体的な方法をあらゆる角度からお示しする「名ばかり管理職対策セミナー」をおこないます。

 昨日のNHKスペシャル、「名ばかり管理職」は、皆様ご覧になられましたでしょうか?

 番組で取り上げられていたのは、裁判になっている例、過酷な業務により倒れ、寝たきりになった例などでした。裁判や寝たきりになってしまう例は割合としては少ないかもしれません。けれども、

   ・ 管理職になって仕事は増えたのに賃金が減ってしまった、

   ・ 現場作業と管理業務で、月の残業時間が実際は80時間を超えてしまっている

などという例は、事実とても多いのです。

 

 賃金の逆転、過重な労働を「管理職だから」とそのままふれずにおくことは、会社にとって非常な大きなリスクであると同時に、管理職のモチベーションダウン、また「管理職になりたくない若手従業員」の増加につながる危険性が大です。

 

 まず、できることをしておきましょう。

 このセミナーでは、御社でできること、ぜひやっていただきたいことの数々をご提案していきます。

 

    日  時: 平成20年4月21日(月)  13:30~16:30

           平成20年5月13日(火)  13:30~16:30  

                (同内容です。ご都合の良いほうにご参加ください。)

    会  場: 浜松労政会館 (浜松商工会議所7階)

    参加費 : 1名様 15,750円 (顧問先様は3,000円)

    ・名ばかり管理職対策セミナー ご案内書(PDF)/詳しい内容はこちらをご覧下さい

    ・お申込書(PDF)/こちらよりプリントアウトしてFAXしてください

 

「パート労働法改正対応セミナー」をおこないます

4月 1st, 2008

西遠労務協会では、改正パート労働法への対応の仕方についての解説セミナーをおこないます。

4月1日から施行となりました改正パート労働法、会社側からも頻繁にご質問・ご相談をいただきます。けれども皆さんにお話させていただいて思うのは、

   ①まだ法律についてのきちんとした理解がされていないこと

   ②自社が法律にそっているのかどうかもわからない企業がほとんどであること

   ③具体的な対応策まではまだとても考え及んでいないこと

です。いわゆる「他もまだだろう、まだいいだろう」の状況です。

 

けれども、この法律改正はとても大きな影響を及ぼすもの、もちろんマスコミでもたびたび取り上げられています。もしもこれをそのままにしておいたのでは、従業員に“会社としての姿勢”を疑われてしまうのではないでしょうか。

必要な対応を工夫し、「うちはこう考えてこうしている」ときちんと説明できるようにしておくておくこと、それが今企業に求められる「誠実さ」だと思います。

 

法律改正の内容がよくわからないという企業様、現在まだ様子見の企業様、何とかしていきたいと前向きにお考えの企業様、ぜひご参加ください。

  日  時: 平成20年5月23日(金) 13:30~16:00

  会  場: 浜松労政会館 (浜松商工会議所7階)

  参加費 : 1名様12,600円(顧問先企業様は3,000円)

   ・パート労働法改正対応セミナー ご案内書(PDF)/詳しい内容はこちらをご覧下さい  

   ・お申込書(PDF)/こちらよりプリントアウトしてFAXしてください

「名ばかり管理職問題」が31日NHKスペシャルでとり上げられます 

3月 29th, 2008

◆◇◆
 
31日(月)22:00~22:49のNHKスペシャルで、
「名ばかり管理職」が特集されます。
 
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080331.html
 
◆◇◆

この「名ばかり管理職」の問題ですが、
マクドナルドの元店長さんからの訴訟をきっかけに大きな話題になっているもので、
「時間外・休日出勤の割増賃金を払わなくても良い管理監督者」の定義や企業の実態を、
全国の管理職へのアンケート結果なども交えてとり上げます。

NHKでは、昨年11月の「クローズアップ現代」
 
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2007/0711-4.html
 
に続く「名ばかり管理職」の特集です。
 
実はほとんどの企業に関係する可能性有りのこの問題、
コンプライアンス面だけではなく、ヘタをすれば非常に大きなリスクとなってしまう部分です。

どんな取り上げられ方がするのか、興味深いところです。(想像がつきますが・・・。)
 

営業の達人 & 自己管理の達人

3月 28th, 2008

 

☆ 営業の達人 

 

 朝、スタッフが、「プリンターの再生トナーを購入している会社から、今『このごろご連絡をいただいておりませんが、いかがですか?』という電話がきました。」と教えてくれました。 

 「え!?」 

もちろんうちの事務所でもいろいろなものを外注・仕入れていますが、その仕入先からこんなお電話をいただいたのは初めてだったのです。私は感動し(オーバーのようですが、ホントです)、さっそくそのお電話をくださった方にこちらから電話をしてお話しをうかがってみました。 

 

お電話をくださったのはそこの会社の社長さんで、(ちなみに、今従業員さんがいらっしゃらないので、自分でこなしていらっしゃるそうです)お話をうかがうことができました。 

  

「お電話いただいたという事で、私びっくりしたんです。いつもお客様に、ああいった電話をされるんですか?」 

「お客様のサイクルが大体頭の中に入っているので、『この頃注文がないな』と思うとデータで確認してご連絡を入れるんです。」 

「お電話すると、反応はどうなんですか?」 

「忘れていた」とか、「まだいいよ」とか、中には『ついでにこれもお宅にお願いする』なんて新しいご注文をいただけることもあります。」 

「その他に工夫されていることもあるんですか?」 

「以前は注文は電話でいただいていたんですが、FAXの注文用紙も自分で考えて作りました。今の若い総務担当者の中には、電話で話をするよりFAXのほうがいい、なんていう方もいるので。」 

「いろいろ工夫されてるんですね。」 

「以前松下電器にいたので、そのときに経営や営業の基礎をたたき込まれたんです。「待ちの営業」じゃあだめだって。」 

 

 

お話をうかがってみると、営業担当だったらやってあたり前のような、特別難しくないことのような気がします。けれど、実際どの程度おこなわれているのでしょうか。大口に対してはあたりまえかもしれませんが、うちのようなたいして注文も多くない客先に対してまできちんとできていることはあまりないのではないでしょうか。 

 

有限会社コルネットの社長さん、ありがとうございます。 

そして、最初に電話をいただいたことを伝えてくれたスタッフにも、感謝!でした。  

 

 

☆ 自己管理の達人 

 

賃金のアドバイスのために、初めておじゃました会社の社長さん、お話をうかがっていて、私自身得るものがとっても大きかった、そんな今日の午後でした。 

 

感心したことがいろいろ有りすぎて、今日はここには書ききれませんが、その方のお話で一番心に残った言葉。 

「絶対に途中半端では終わらないんです。達成すればもちろんよし、ですが、仮に達成できなくても必ず、『できなかった』という結果を出して終わります。」 

 

うーーーん!! 

私だったら、できないとわかった時点でやめてしまったり、わざとあやふやにしてしまう、なんてこともしてしまっている気がします・・・。すごく感動を覚えました。 

 

お話をうかがっていて、「この方だったらおっしゃることを確実に実践されていらっしゃるんだろうな。」と思える、すごく具体的なお話をうかがうことができました。 

 

 

本当に、自分の仕事はありがたい仕事・・・。皆さんからいろいろなものを得させていただける・・・と、とてもうれしい一日になりました。 

 

 

学び→ 実践→ 振り返り ・・・

3月 27th, 2008

今日は、事務所のスタッフと、お客様のところに労働保険の年度更新とパート労働法改正などのご説明にうかがいました。

 

そのスタッフにとってははじめての年度更新だったため、あらかじめ私がお客様になってロールプレイをし、わかりにくい部分のご説明や、想定されるご質問に対してのお答えの準備をしてもらい、イザ、出発。

 

ところが実際おじゃましてみると、三六協定、労災の特別加入についてなど、予想以上にたくさんのご質問、特にパート労働法については、

「何でこんなふうに法律を変えるの?」
「もしも時給が上がったら、扶養の範囲を超えてしまうから年末に本人も会社も困るんじゃないの」
「責任の違いって言われても・・・」
「納得できない」
などなどのご意見をいただき、ちょっとご説明が大変でした。

 

帰りの車の中でスタッフと、
「今日はどんなことを学んだ?」

と、やりとりをしました。スタッフからは、
「思いもしなかったご質問をたくさんいただき、本当に良い勉強になりました。もっと勉強しなくてはと思いました。」
ととっても前向きな答え。それを聞いて私も、「あー、よかったなー」と、たくさんのご質問やご意見をくださったお客様に感謝!でした

 

 勉強→実践→振り返り→勉強→実践→振り返り ・・・

自分自身も、たくさん学び、そして経験していきたいと思います。

浜松の人

3月 24th, 2008

 今日は、「浜松の賃金」ならぬ、「浜松の人」の話題。

 

 先週から、福島県いわき市にある友人の乳製品製造販売会社が、遠鉄百貨店の東北物産展に出店、友人もその売り場に立ち、浜松に数日間滞在していました。

 

 友人いわく、「浜松の人って、みんな同じ顔してる!」

 「エッーー?」

 友人からしてみると、浜松の人はみんなあごが細く、同じような顔に見えるのだそうです。

 へー、そうなんだー、と。もちろんこれまで、そんなことは思ってもみませんでしたから。

 

 そしてなんだかうれしかったのは、「浜松の人はみんな、『ありがとう』を言ってくれる、他の地域ではなかなか無いよ。」という言葉。これは、試食をした時に、お礼を言ってくれるということでした。

 

 もう1つ。一緒に食事をしたお店で出た白菜の漬物、上に鰹節がかかっていたのが、非常に珍しかったようです。私にしてみれば、「やっぱり白菜漬けには鰹節でしょう!」なのですが、福島では絶対に「ありえない!!」だそうです。

 

 例えば、会社の雰囲気や社風にそれぞれ違いがあるように、狭い日本の中とはいえ、やっぱり地域によって特徴があるんですね。外から見てこそ気づくことがあるんだなー、そして人により、育った環境により、気づきのポイントも、感じ取るもの違うんだなーと、友人の言葉から改めて実感しました。

 

コーチングセンス抜群の社長さん

3月 18th, 2008

 今日の午前中は、某会社の社長さん、総務の責任者の方、会計事務所の担当者の方が、うちの事務所にいらしてくださいました。初めてお目にかかる方たちばかりでした。

 とてもフレンドリーな皆さんで、和やかにお話をうかがうことができたのですが、社長さんのお話の中で「なるほどー」と思うことがいくつもあたので、3つほどここに書かせていただくことにしました。

 

①従業員の要望に対する対応

   従業員から、「休日を増やしてほしい」という要望が出ているそうです。

   働く立場としては休みが多いほうが良い、だから社長に頼んでみる、これはよくあることだと思います。

   でも、ストレートに「休みを増やしてほしい」言われたとき、皆さんだったらどんな対応をされるでしょうか。

      ・「無理だ!」と一蹴

         →社員は今後、社長に言いたいことも言えなくなってしまうかもしれません

      ・「考えておくよ」と、その場を収める

         →「うちの社長は何も動いてくれない」と、不満がたまるかもしれません

  こんな対応が多いのではないでしょうか。

  ところが今日お目にかかった社長さんは、その従業員にこうおっしゃったそうです。

  「どうしたら休みが増やせるか、考えてみて」

          →コーチングセンス抜群!

  従業員がら要望があったものについて、どうしたらできるかを従業員自身に考えさせる→業務改善につなげる・・・もっとやられても良いことだと思います。

 

 ②従業員の名札

  社長に声をかけられると、従業員としてはとてもうれしいもの。

  今日の社長さん、従業員に声をかけるときに名前も呼びたいけれど名前がわからなかったそうです。そこで改めてみんなに「名札」をつけてもらうことにしたというのです。「名前がわからないから仕方ない」に終わらせず、名前がわかるようにする。実行力のある社長さんだなーと、感心しました。

 

③面接

 「従業員と面接をはじめた」というお言葉を聞き、「面接コンサルタント」の私としては、とっても興味をひかれました。「どんな風にやっていらっしゃるんですか?」とうかがうと、「一人2時間、1日4人しかできないし、すごく疲れる」とのこと。従業員さんが50名どころではない会社なので、これは疲れますよねー。それにしても、すごいエネルギーと意欲!「相手の意見を聞いてますよ」とのお返事に(ちょっとのぞいてみたいなー)と思った私でした。

 

いろいろな方から、毎日多くのことを学ばせていただいただき、とても幸せなことだと思っています。

皆様に感謝!です。   

注目したい『名ばかり管理職』改善への国の取り組み・・・

3月 14th, 2008

  今日は、朝から静岡での補助金申請の説明会に出席したあと、労働保険の決算業務の打ち合わせのため磐田~浜北の事業所訪問をしてきました。確認事項も多いため普段よりも1件あたりの滞在時間を要します。中でも労働保険とは関係ないのですが、4月からの『改正パート労働法』や『後期高齢者医療制度』についても説明しています。顧問先様だけでも混乱がないようにしたいものです。

  

 さて、今日はasahi.comより記事を紹介します。

 

-「名ばかり管理職」問題、指導強化へ 厚労相が表明-

 権限も少なく、待遇も低い社員を残業代のいらない管理職として扱う「名ばかり管理職」問題について、舛添厚生労働相は14日の参院予算委員会で、全国の労働基準監督署に指導を強化するよう指示する方針を明らかにした。飲食・小売業界では「名ばかり管理職」扱いをされている店長も多く、こうした業界で今後、見直しの動きが加速しそうだ。

 労基法上、残業代の支払いを免れるのは、経営と一体的な立場にある「管理監督者」に限られている。だが、舛添氏は「ふさわしい権限や待遇がないのに、管理監督者扱いしている実態が一部にある」と指摘。「どんな企業も労働者保護の法律を守る義務がある。各地の労基署に労基法の趣旨を徹底し、監督指導を実施する」と述べた。 (記事終了)

 

 当ブログでもマクドナルド店長の判決について取り上げさせていただきましたが、サービス残業の是正や管理監督者としての待遇改善に効果が期待されるところですが、管理監督者としての金銭的な待遇以上に長時間労働抑制による身体と心へのの改善効果を期待したいところです。

 

 お役所が本腰を入れてこの問題に取り組むとすると、企業に与える影響は非常に大きいものと思います。『課長以上は管理監督者。役職手当をつけるんだから残業代は払わなくていいんでしょ。』と思っている経営者も多いですが、これが通らなくなるのかも知れませんので、お気をつけ下さいね。

 

 本当の『管理監督者』とは・・・を語るのはここでは避けさせていただきます。はたして法律や判例の要求する『管理監督者』の条件にかなう人が会社内に存在し得るのか?地域の監督署がどのように企業に説明し指導を進めるのか?今後は『名ばかり管理職』問題についても注目して紹介していきたいと思います。

 

 ちなみに、インターネットで『名ばかり管理職』を検索すると、NHKで3/31(月)にこの問題について取り上げるようです。どんな問題が浮き彫りになるのか期待して見たいと思っています。

飲食業界のパート労働法対策事情

3月 12th, 2008

 おはようございます。

 昨晩は我が家の長男の寝言に大笑いしました。ウトウトと寝付いたかな?と思ったときにいきなり飛び起きて『ケータイ!!(携帯)』と叫んでまたコテンと寝ました。家内と顔を見合わせ、はぁ・・・?二人で大爆笑でした。最近携帯電話の着信音がなるとすかさず持ってくるのがマイブームなので、夢の中で携帯電話が鳴ったのでしょう。しかし、『ケータイ』という言葉がここまで日常化しているものかぁ、と感心してしまいました。

 

 さて、今日はまたパートに関連した記事を今朝の日経新聞より紹介します。

 

 -吉野家、パートを地域正社員に・改正労働法施行にらむ-

 吉野家ホールディングス傘下の吉野家は6月をめどに、パート労働者を転勤がない地域限定の正社員に登用する制度を始める。パートと正社員の差別待遇を禁止する改正パートタイム労働法の4月施行に対応する。1年後に全正社員の約3割が地域限定になる見通し。牛丼の24時間販売の再開を決めるなど労働負担が増す中で人手不足も深刻化しているため、待遇改善で店長となる人材を確保する。小売業界で先行したパートの正社員化が外食でも広がってきた。

 改正法は企業にパートが正社員になる機会を与えることなどを義務付ける。連合も今春の労使交渉で非正規社員の処遇改善を柱に据えている。外食業界でパートの地域限定社員への登用制度はリンガーハットなど一部に限られていたが、大手の吉野家の導入により追随する企業が増えそうだ。(記事終了)

 

 今回の記事で紹介するような正社員登用制度を取り入れている企業がだんだんと増えつつあるようです。実際『間に合ういい人』には、長く働き続けて欲しいものです。一つの事業所しかない中小企業においては、『転勤がない』『地域限定』の正社員という枠組みを作ることはできないでしょう。しかし『パートさん』と呼ばれる不安定な立場よりも、以前に紹介した短時間でも『正社員』として安心感は大きな違いがあるはずです。『正社員』にすることにより、社会保険や給与その他の面で確かに負担が増えることが予想されますが、安定して働き続けてもらうことのメリットと比較してどちらが会社にとってプラスになるのか考える価値はあります。やはり、ここでも労働時間だけではない『正社員』と『パート』の違いを見出す必要があるでしょう。

 

 もうひとつ気になる記事を日経新聞より紹介させていただきます。

 

-中小企業の政管健保、1800億円の赤字に転落・07年度-

 

 中小企業の社員らが加入する政府管掌健康保険(政管健保)が2007年度決算で1800億円程度の赤字を計上する見通しとなった。5年ぶりの赤字転落で、社会保険庁は08年度もほぼ同額の赤字が続くとみている。高齢化で医療費が大きく膨らむ一方、賃金の伸び悩みなどで保険料収入は微増にとどまり、採算が急速に悪化している。構造的な赤字体質に陥りつつあり、大企業の社員にも保険料率引き上げなどの形で負担が付け回される懸念がある。

 社保庁が12日に発表する07年度の収支見通しは、医療費の自然増などで支出が前年度より4000億円程度多い約7兆3000億円。一方、収入は約7兆1000億円にとどまり、赤字が1800億円前後となるもよう。(記事終了)

 

 健康保険は、生活するうえでのセーフティネットとしてしっかりと機能を果たしている制度だと思います。この4月1日からは『後期高齢者医療制度』という新しい制度もスタートすることになっていますが、これもまた付け焼刃的な制度ではないかと受け取られかねないものです。年金も健康保険も老後にはなくてはならない制度です。はたして健全な財務体質にするためにはどのようにしたらよいのか?一人ひとりが智恵を絞らないといけない問題ですね。