「社員満足度No.1、未来工業(株)」の提案制度とは

7月 19th, 2009

   商工会議所主催の視察研修会で、岐阜の「未来工業」を訪問してきました。

  そして創業者である山田昭男相談役のお話をうかがうことができました。

 

 

  未来工業といえば、

 

  「年間140日以上の休日」

  「残業ゼロ(もちろんサービス残業もナシで、残業をすると罰金)」

   「一日の労働時間はわずか6時間45分」

  「年末年始休暇は連続20日間 (不況で操業停止しているのとは訳が違います)」

  「育児休業3年間」

  「5年に一度、全額会社負担で海外社員旅行」

  「定年70歳、しかも60歳以降も賃金が下がらない」

  「営業ノルマ無し」

 

 という、驚くほど社員に優しい会社。雑誌にもたびたび登場し、国内だけでなく海外からの見学者もとても多い、そんな会社です。

 

 ところが、こんなにすごすぎる労働条件なのに、2008年3月期の営業利益が40億(営業利益率12.6%)とのこと。どこにその秘密があるのだろう、と、とても興味深い訪問でした。

 

 こういう場合考えられるのが、すごい技術がある、つまり商品力がとびぬけているというケース。けれど未来工業で作っているのは、住宅用のスイッチボックスなど、素人目には「なんということはない」品物(あくまで素人目には、ですが)。確かに会社は特許や実用新案、意匠登録を非常にたくさん持っているという事なのですが、それにしても似たような商品がすぐに他社でも作れそうな・・・。この労働条件と利益には、失礼ながらどうも納得がいきません。

 

 じゃあ、他の会社とどこが違うのだろう、そう思って社内を見回すと、そこかしこに大きく書かれているのが、

 

  「常に考える」

 

という言葉。そして機械をはじめいろいろな場所に 「改善提案実施箇所」 のシールが貼られています。そう、未来工業では、社員が自分で考え工夫することがテーマであり、その表れとしての「改善提案制度」が会社の大きな特色になっているのです。

 

 多くの会社で取り入れられている「改善提案制度」。特に製造業にうかがうと、社内に個人別提案数が張り出されているのをよく拝見します。けれどなかなか提案が出ず、機能していない場合も多いのではないでしょうか。ところが未来工業の年間提案数は、昨年は800人で13315件。一人当たりの平均が16.7件だそうです。

 「アイデアを出すだけではダメ、実際自分が改善した報告を出すこと」となっている改善提案制度も多いと思いますが、未来工業では「アイデアを出すだけでよい」のだそうです。だから、みんな思いついたことを気軽に提案できるんですね。

 

 そしてユニークなのはその報奨制度。出された提案は提案委員によって審査されるのですが、どんな提案に対しても「参加賞」として500円が支給されるんです。「社員自身が考え、提案すること」を会社がいかに大切にしているかがわかりますね。

 

  自分達で考える、アイデアを出す、ほめられる、そして実際それが取り入れられて会社が変わる。未来工業の社員達は、その繰り返しで「もっともっと、会社のために頑張りたい」と思うのだと感じました。

 

 

 扱っている商品は「飛びぬけてすごいもの」でなくても、いつも考え、工夫し続ける、それこそが未来工業の商品力、すごさの秘密!それが理解できて、とても充実した企業訪問でした。  

うつ病、増えています 

6月 10th, 2009

 昨日の静岡新聞、トップ記事は「心の病 労災認定269人  3年連続最悪 県内7人」 というものでした。

   

 うつ病などの精神疾患の労災認定、2008年度の静岡県内の数字は

  ・請求    19件

  ・支給決定  7件

 

となっています。

 

 私も社会保険労務士という仕事がら、企業からのご相談を受けたり、書類の手続をしたりします。そこで感じるのは、「うつ病のかた、本当に増えたなあ・・・」

 もちろん、「仕事が原因」となるのは、心の病のごく一部。多くは業務外、健康保険適用となっています。

 けれど、具合の悪い方が出ると、企業にとっていろいろな問題が・・・。

 

 

 一番大切なのは、やはり「発生を防ぐ」こと。

 

 精神疾患の発生を防ぐためにはもちろん当人自身の対策も必要ですが、会社の中では「周りの様子にも気を配る」こと、つまり周りへの配慮が重要です。

 今企業では、皆自分の仕事だけで精一杯、他の人の様子まで気にしていられない、そんな状況かもしれません。けれど部下や同僚への配慮は

    ・部署として、会社として良い仕事を仕上げる

    ・会社の中で仕事をする中での一人ひとりの達成感

 どちらの面から考えても、とても大きなポイント。この部分の大切さに、ぜひ気付いていただきたいと思っています。

  

 今週は私も、メンタルヘルスの研修をします。 企業の皆さん、「手を打っておかない」「何もやらない」のはマズイです!「うちも研修をやってみようか、どうしようか」と思われましたら、お声をかけてください。

豚インフルエンザと休業手当

5月 1st, 2009

 豚インフルエンザの話題が大きくとり上げられています。

 今日は、食品製造の顧問先から豚インフルエンザと休業手当についてのお問い合わせをいただきました。

 

 従業員が豚インフルエンザにかかったとき、またはその疑いがあるとき、会社には休業手当の支払い義務があるかどうか、です。

 

基本:

   ・従業員を会社都合で休ませたときは平均賃金の60%以上の休業手当を支払わなければならない

   ・本人が自分の都合で休みを取ったときは、会社は休業手当支払いの義務はない

 

豚インフルエンザについての対応:

   ①豚インフルエンザだとわかった場合は、伝染を防ぐため、社員は会社に出てこられない

    ・・・国の決まりによるので、会社は休業手当支払いの義務無し

      有休もしくは欠勤となる

   ②豚インフルエンザというわけではないが、念の為会社が命じて休んでもらう

    ・・・会社都合なので休業手当支払いの義務有り

   ③豚インフルエンザの「疑い」がある場合

    ・・・この場合の対応は、現時点でははっきりしていない (県の災害対策課及び監督署の安全衛生係に問い合わせました)

 

③のケースについて、今の時点ではっきりしたお答えをお伝えできず、申し訳ありません。

また、もしも今後企業に何らかの対応が必要になるのであれば、皆様にはその都度お伝えしていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

労働保険料、過大徴収・・・今日の朝刊より

4月 23rd, 2009

 今朝の各新聞に報道された「労働保険料のメリット計算の間違いによる過大徴収」の記事、皆様ご覧にになりましたでしょうか?

 

 労災保険の保険料は、企業ごとの労災発生率によって最大40%を増減される仕組になっています。(小規模の事業所は適用外)

 今日の報道では、厚生労働省のシステムプログラムミスにより、本来メリット制度の対象になっているにもかかわらず、対象外となっていた事業所があったとのこと。全国で徴収し過ぎが1,144事業所で1社あたりの金額がなんと64万、最大では700万!! また徴収不足も236事業所あったのだそうです。

 

 さっそく県に問い合わせをしてみました。

 その結果、該当事業所には、昨日すでに連絡を入れているということがわかりました。ですので、今だもって連絡の無い事業所は、正しく徴収されていたと考えていただいてよさそうです。

 

 みなさま、ご安心を。(というか、返還があると憤慨ながらもちょっとうれしかったかも・・・すみません、不謹慎?)

 

 なんにしても、またまた注目されてしまった厚生労働省でした。

休業時の教育訓練、研修報告書をいただきました

4月 23rd, 2009

 中小企業雇用安定助成金を使った休業時に、教育訓練をして6,000円の上乗せ助成金を受給してらっしゃる会社も多いと思います。

 

 この教育訓練は、皆様ご存知のように、

   ①1人1日 6,000円の上乗せ分が受給できる

   ②社員の教育訓練ができる

   ③休業時の社員のモチベーションダウン、スキルダウンを防ぐことができる

と、とっても大きな意味をもつ、ぜひ実行していただきたいもの。

 

 私もご依頼をいただき、会社にうかがって全社員向けのコミュニケーション研修、また管理職向けの研修などさせていただいています。

 その中で先週管理職研修をさせていただいた会社から、研修後の「研修報告書」が送られてきました。

 

 「すぐに業務に反映させる。」

 「部下とのやり取りだけでなく、お客様との対応にも活かせる」

 「会社が変わるよう、活かす」

 

など、とってうれしいお言葉をいただきました。皆様ありがとうございます。

 

 けれど、私が感心したのは、その報告書の書式。

 とにかく助成金がらみなので、「どんな研修でも」というわけにはいきません。「助成金の対象になる研修なんです」ということが少しでもわかるように、報告書も工夫。なるほど、そうだなーと思いました。総務の方の工夫でしょうか。うん、あの方なら。

 

 

 明日はまた、製造業の休業が多い金曜日。別の企業で一日研修をさせていただきます。どんな皆さんとお目にかかることができるのか ・・・ 楽しみです。

「これが“育て”の極意!!」 面談サイトへの投稿ですが

4月 1st, 2009

 今日は4月1日、新年度の初日。

 

 面談サイトの方ですが、昨夜「プロフェッショナル」を見て思ったことを書きました。

     http://www.mendan.jp/    

 

 今日から入った新入社員にも、そして皆さんの部下にも、ググッと成長してもらいたいですね。そのための「育て」の話です。ぜひご覧ください。

 

人件費見直し策セミナー 1回目を開催しました。次回は4月8日です。

3月 27th, 2009

  昨日は「今だからできる 人件費見直し策セミナー」の第1回目でした。

  期末のお忙しい時期にもかかわらず、たくさんの皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。

  

  今回のセミナーでは

    ① どこをどうやって見直すか(具体策)

    ② 今だからこそ、やれること、やっていただきたいこと

    ③ 見直しの際にこれだけは気をつけていただきたいこと

以上3点がポイントだったのですが、皆様とても熱心に耳を傾けてくださり、私もかなりノッてお話しをさせていただくことができました。

 

  「人件費見直し策セミナー」は以下の要領で2回目(同内容)を開催いたします。この時期、是非皆様にご提供させていただきたい内容です。昨日都合でおみえいただけなかった皆様、参加をお待ちしております。

 

日 時:21年4月8日(水) 13:30~16:30

場 所:浜松労政会館(浜松商工会議所7階)

受講料:1名様15,750円 (ただし顧問先様は3,000円)

講 師:西遠労務協会代表 山口悦子

※ 詳しい内容のお問い合わせは「西遠労務協会 TEL:053-436-1033」までお電話いただければDMをファックスさせていただきます。

 

≪昨日いただいたお言葉の一部≫

■とてもわかりやすいセミナーでした。労務関係のセミナーは初めてでしたが参加してよかったと思っています。やってみようと思った対策は多くあります。

  ⇒ 山口より:ご参加ありがとうございました。「わかりやすさ」をモットーとしておりますので、お言葉とてもうれしいです。

■大変役に立ったと思います。もう少し詳細まで聞けたらもっと良かったかなと思いました。

  ⇒ 役立てていただけそうでよかったです。時間の関係で、全部を詳細にご説明することはできず、申し訳有りませんでした。セミナー参加者の皆様には、お問い合わせいただければお答えをさせていただきますのでご利用ください。

■人件費対策として今後の検討の参考になるものが色々とありました。ありがとうございました。

  ⇒ 参考にしていただけそうとのこと、なによりです。

■人件費見直しの内容では、具体的に金額にまで踏み込んでくれたのでわかりやすかった。

  ⇒ 申し上げた金額を参考に、御社にあわせてお使いいただければと思います。

■ すでに今おこなっていることの良し悪し、これから手をかけるべきところの必要性、大変参考になりました。特に今の時期に就業規則など常には手のつかない労務に手がけたいと思います。

  ⇒ すでに対策をとっていらっしゃるのですね。また、おっしゃるように、この時期だからこそできること、あると思います。この時期を乗り切る、とともに前向きに活かしたいですね。

■このテーマは最も大切な人事にかかわる内容ですから、社員の立場で最大限理解していただく説明の必要性と経営の決断の両方の要領が求められることを承知しながら最終的には勇気ある意思決定が求められることになる。社員との信頼関係が崩れると後の経営の現実がより難しくなるゆえに、慎重さと用意周到さが最も求められると感じております。

  ⇒ 説明の必要性と経営の決断の重要性、おっしゃるとおりだと思います。 ほんとうにこんな時期だからこそ、信頼関係を大切にしたいですね。

■なるべく人件費の見直しを少なくしていきたいが、内容はとても参考になりました。

  ⇒ その企業様の状況に応じて、ご提案内容をお使いいただければと考えております。「とても参考になった」とのお言葉、ありがとうございます。

■短く感じた3時間でした。まだまだ見直しを検討する。ただし職員の気持ちを大切にという部分で胸が痛みました。全員で向上心、ベクトルを合わせるのは難しいものです。

  ⇒ ○○様の職員さんへのご配慮を強く感じました。西遠労務では「法律」「経営」そして「人の気持ち」という3つの視点で労務管理を考えております。向上心、ベクトル合わせを大切に、というお言葉、そのとおりだな、と感じました。またお力にならせていただけそうなことがありましたら是非ご相談ください。

■経営者から従業員への説明、コミュニケーションがかに大切なのか、再確認できました。

 ⇒説明、コミュニケーション、西遠労務でもとても大切にしている部分です。最終的には「人」と「人」ですよね。お言葉ありがとうございました。

 

等々。皆様とのやり取りから、私も今回も多くのことを学ばせていただきました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

 

  

 

「人件費見直し策 セミナー」のお知らせ

3月 23rd, 2009

 3月26日(木) 13:30~16:30  

 4月8日(水)  13:30~16:30

 

 浜松労政会館(浜松商工会議所7階)において「人件費見直し策 セミナー」を開催します。

 

 

 今多くの企業は、昨年秋からの大幅な売上ダウン、収支悪化に苦しめられています。

 こんな大変な時を、どう乗り切っていったらよいのか、今回のセミナーでは、粗利の半分を占める人件費にスポットを当てます。

 

 人件費は、一律に削ればよい、というものではありません。いくら大変なときとはいえ、やはり増やすべきものは増やす、そしてその原資をどうにかしてつくらなければなりません。減らさざるを得ないものは減らして、つまり、より効果的なお金の使い方をするべきです。

 

 「この大変なときを乗り切って、次に備える」ために、どんな施策をとるのか、具体的なご提案のセミナーです。

 

 

 より詳しい内容は、053-436-1033 西遠労務協会  までお問い合わせください。

 

 

 

「公開!!浜松の賃金」セミナー 1回目を開催しました

2月 7th, 2009

 昨日は、浜松労政会館にて 「公開!!浜松の賃金」セミナー の第1回目をおこないました。

 地元企業様のご協力のもと、集めさせていただいた賃金データが、名古屋の「北見式賃金研究所」において加工・分析されました。そしてこのセミナーではそれらの分析データを皆様に公開させていただいたのです。

 

 ご参加いただいた皆様には、3時間という時間の中で、数々のグラフをとても興味深くご覧いただきました。

 

 2回目は

    2月12日(木) 13:30~16:30

の開催となります。

 

 他ではご覧いただけない、浜松の賃金の数々のデータ、また、管理職に支払われている賃金や賞与なども、年代別で見やすいグラクになっています。

 またセミナー後は参加者様特典として、多くの企業で利用され始めた「中小企業緊急雇用安定助成金」の無料説明会・質問会にもご参加いただけます。

 まだお申込がお済みでない企業様は、お早めにお申し込みをお願い致します。

 

     ご案内は コチラ         お申込書ははコチラ    

 

 

 

★参加者の皆様からいただいたお言葉の一部

 

■ 大変わかりやすい説明でした。

  (山口より: ありがとうございます。西遠労務協会のセミナーでは「わかりやすさ」を重視しているので、とてもうれしいお言葉です)

 

■ 他社の賃金や相場を知る機会が少なかったので、今回のセミナーは大変有意義でした。今後も定期的に開催してください。

  (山口より: 確かに、なかなか賃金相場を知る機会がないですね。今回、ご参加いただいてよかったです!)

 

■ 大変参考になりました。自社の賃金ベースを見直す良い機会になりました。

  (山口より: 今回お話させていただいたポイントをもとに、少しずつでもよいので修正をしていってくださいね。)

 

■ とてもわかりやすくて参考になりました。管理職の給与については、それなりの仕事・統率力など、できる人材に育成していくことが大切だと感じました。

  (山口より: そうですね。管理職の育成・・・私も、とても重要に考えています。)

 

■ 会社勤めをしたことが無かったので、賃金のことはまったくわかりませんでした。今回少し理解できたような気がします。社員がずっといてくれるような会社にしていきたいと思っています。機会が有りましたらまたセミナーに参加します。

  (山口より: 社員がずっといてくれるような会社・・・今日初めてお目にかからせていただきましたが、社長さんでしたらそれが実現できると感じました。)

 

■ 有意義な3時間でした。また貴重な資料をいただき、驚きと共に大変感謝申し上げます。「今しかできないこと」に挑んでいきます。

  (山口より: 貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。「有意義だった」といっていただけると、すごくうれしいです。「今しかできないこと」への取組、ぜひ挑戦してください!○○さんですから、きっと・・・できると思います!)

 

■ 浜松の賃金相場が細かくわかったので勉強になりました。大企業との比較も教えて欲しかった。

   (山口より: 失礼いたしました。大企業と中小企業との比較グラフ、個別にお送りをさせていただきます。)

 

■ 予想していたより賃金が高いので驚いた。考えさせられる。はっきり言ってシンドイなあと思う。ただうちの場合定着率が高くほとんどやめる人がいないのでこの辺のところが不思議に思える。

   (山口より: 自社の賃金水準を他社と比較し、相場を意識した額にすることはもちろん大切なことです。けれどもそれは人の定着にとって一部の要因です。御社はその他の点での魅力がたくさんのありなのだと思います。けれど賃金のほうも、ぜひ、緊急度の高い部分から必要な修正をしていってくださいね。)

 

■ 分布図を見ると、自社の社員がどこに位置しているかがとてもわかりやすかった。4月の昇給については社長と相談して社員のモチベーションを下げないようにしていきたいと思った。

   (山口より: ありがとうございます。そうですね、今回のグラフを使うと、社員さんの賃金水準がとてもよくわかると思います。そして社員のモチベーション・・・休業が多くそれが下がりがちな「今」ですが、なにより大切にしたいものですね。)

 

 

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

 

仕事のあるありがたさ・・・

1月 21st, 2009

 おはようございます。なんだかはっきりしない天気が続きますが、元気に頑張りましょ~。

 

 さて、『仕事のあるありがたさ』をしみじみと感じている。先日の記事でお伝えしたように当事務所では【中小企業緊急雇用安定助成金】の申請業務支援に力を入れている。昨日、一昨日と各1件づつ、申請のためハローワークに朝一番に訪問した際驚くべき光景を目にしたからでした。

 

 AM8:00前だというのにハローワークの入口から外国人の方々の長蛇の列が続いている・・・。中には赤ん坊を抱えた母親らしき人もいる・・・。皆一様に表情は暗い・・・。『仕事がなくなってしまった。住まいも・・・。』昨年からの雇用情勢から考えれば容易に想像はつく・・・。

 

 AM8:25開庁前に日本人はその列から除かれたがわずか5人程度だった・・・。その日本人の方が発した言葉『外国人と一緒に並ぶなんておかしいと思ったんだ!ハハハッ!』『なんか大変だよね~。そういえば失業保険ってすぐもらえるの?』。もの凄く気持ちが沈んだ瞬間でした。と同時に、すべての光景を傍観者として見ている自分に気付いたとき、自分は仕事でここに来ている・・・『仕事のあるありがたさ』を痛感しました。そして、仕事のある者は全力で与えられた仕事に取り組む責任があり、ましてや暇を喜ぶことなんてとんでもないことだと思いました。

 

 企業の雇用調整はこれからさらに厳しさを増すことが予想されています。なりふり構わずコストカットを進めなければ生き残れない状況にあることが、多数のご相談を受けてわかりました。

 

 顧問先をはじめ皆様のお役に立てれば・・・と切に願っています。お気軽にお問い合わせくださいませ。